日曜日、曇り

午後2時に目を覚ます。目を覚ますも、部屋の中が寒すぎて布団から10分ほど出られず。何も予定がないのでとりあえずGEOと近所の本屋へ。ぶらぶらした後、ほっかほか亭で弁当とコンビニで晩飯を購入し帰宅。洗濯物が溜まっていたので洗濯。いつの間にこんなに溜まっていたのか。筒井康隆『俗物図鑑』を読む。1ページ目から俗物度120%でかなり面白い。『朝のガスパール』や『虚構船団』や『文学部唯野教授』といい、筒井康隆の才能には本当にすごい。「読んだ後で自分も小説を書きたくなるような気分にさせる小説がいい小説だ」と何かに書いてあったような気がするが、筒井康隆の作品はその大半がこの言葉に当てはまる。きっと彼は子ども時代の純粋な遊び心を忘れていないのだろう。だからあんなに面白い文章が書けるのだ。それにひきかえ、刑法の教科書は本当に面白くない。なんであんな面白くない文章が書けるのだろうか。読んでてもまったくワクワクしない。まるで説教をされているような気分。少しは筒井康隆を見習って欲しいものだ。テキストだからつまらないのは当たり前と言われればそうなのかもしれないが。大体良識なんて少しくらいぶっ飛ばしても問題ないはずだが。そんなことをしたら法学徒に悪影響が及ぶ?法律は問題のすりかえを行い、それがあたかも解決されたように見せるだけで、実際は何も解決しないということを知らずに、法律さえあれば世の中全てうまくいくと思ってる阿呆を毎年大量生産してるのが既成の法学部なんですがね(藁)。法律を扱うもの、六法やテキストだけでなく生身の人間も教材にしなければならぬ。