土曜日、曇り

午後2時ごろ起床。近所の書店で立ち読みしているところへ友人からの電話で、暇だから出かけようとのこと。ちょうどリュックが欲しかったので繁華街のかばん屋へ向かう。最初に行った店にはいい感じのリュックがなかったため、店員さんに別の店を紹介してもらう。土曜の夕方の渋滞の中、およそ20分かけて5km離れた店に到着。おそらく新潟市で一番大きいであろうこの店にあるバッグの数は尋常ではなかった。いろいろと試着してみたが、最初に試着したポーターの定番が一番しっくりきたためそれに決定。12000円也。店を出た後、友人の誘いで大学近くのココイチに行くことに。ココイチには行ったことがなかったが嫌な予感はしていた。そしてその予感は待っていたかのように現実のものとなった。ロースカツカレーを食う。このロースカツカレー、いやココイチのカレー、いやココイチは論外の外も極まりない。まずメニューを見ただけで萎える。ロースカツカレーの写真を見ると具はロースカツだけ。下痢便の上にロースカツが乗っかっていたりする。そもそも野菜がまったくと言っていいほど入っていない。入っているのは小さく角切りされて今にも溶けてしまいそうな人参だけ。で650円も取りやがる。というか500円以下のメニューがない。そのくせ量もそんなに多くない。味はかろうじて可のレベルだが、コストパフォーマンスを考慮すると当然不可。注文してからカレーがテーブルに届くまでにも時間がかかりすぎる。カレー専門店(しかも全国チェーン?)で店内は混んでもいないのに10分も待たされることがあるのだろうか普通。少しは吉野家を見習ってほしいものだ。美味そうにカレーを食いながら「どう?」と聞いてくる友人に、憔悴しきった俺は「うん、まぁまぁだね」と答えるのみ。では何故俺はこんなにカレーに五月蝿いのか。その理由は俺の地元、北海道帯広市にあるカレー専門店「インデアン」にある。インデアンは帯広市とその周辺に5店舗ほどあるが、どの店舗でもまったく味が変わらない。一言で言うとと洗練された味である。カレーに無限の可能性があることを教えてくれる味である。文字で表現することは不可能なので実際に食いに行くのが一番いい。そして感動と驚愕。定番の「インデアンカレー」は380円で、どんなに店が混んでても3分以内に出てくる。今まで帯広と新潟でしかカレーを食べたことのない俺が言っても誰も信じないかもしれないが、インデアンに相当するカレーは日本にほとんど存在しないのではないだろうか。「ぱんちょう」の豚丼並みの価値はある。腹を6分ほど満たしたところで久しぶりにビリヤード。かなり腕がなまっている。1時間やったところで10時前。ここで急遽カラオケに行こうということになり、さらに友人3人を誘って計5人でカラオケボックスへ。10時から3時まで5人で歌い続ける。熱唱絶叫。とても気持ちがよかった。3時半ころ帰宅。風呂に入って4時過ぎに就寝。