なんだかな〜

期待に胸を躍らせ、ゼミに行ってみた。以下その報告。


5限のゼミに出るべく、図書館で熱中していた『カムイ伝』を切り上げ、教室に向かった。ドアを開けて20数名の視線(2分ほど遅刻した俺)に圧倒された。今年度のゼミは他の教室から椅子を拝借してくるところから始まった。


椅子に掛け、前を見てみる。以下リアルハートヴォイス
「うおおおおお!!」
「美人多いッ!!なぜこんなわけのわからんゼミにッ!?」
「1、2、3、・・・ぱっと見ざっと数えただけでも6人はナイスだ。今日は3人休んでるからこのうちの1人は期待できるな・・・となると合計7人か。」
「男は・・・あんま頭よさそうなのいなさそ〜」
「ん?なんだこのオッサン2名は・・・嫌な予感がするぜ」
「先生声でかいよ」
「先生の隣に座ってる彼女最高!!」


ゼミの本題に入る前に、先生から説明と参考文献への解説が加えられた。
本題開始。順番に当てられて、本文を朗読し解説するのだが、如何せんペースが遅い、遅い遅い。さらに追い討ちをかける事態が発生した。先に述べたオッサン2名が順番に当てられたのである。
もうね、朗読と解説はいいんですよ。はい。何も言いますまい。ただね、悪質な質問だけは止めてくれ。大久保利通って名前が出てきただけで、
「先生、西郷隆盛大久保利通が別れることになった原因を教えてください」とかね。西郷隆盛は関係ないだろ今!んなことは後で個人的に質問汁!!
そしたら先生も若干困りながらも普通に答えてるんです。
こういうのは苦笑するしかない。俺の向かいの美人1号も苦笑してた。
他の若い学生諸君の質問もパッとしない・・・歴史の言葉なんて自分であらかじめ調べとけよヴォケが。ちゃんと予習やってきたのかッ!?
だるいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい緊張感ねええええええええええええええええええええええええ殺伐としてねえええええええええええええええええええええええええ


もう絶対取らないぞこのゼミ!!


そうこう思っているうちに90分経過。終わってみれば進んだのはたったの4ページ・・・今日の範囲は24ページなんだぜ・・・どうなるんだこりゃ。
飲み会は後日やるらしい。ゼミ終了後、図書館で『カムイ伝』を読み、帰宅。